四国大、2026年4月に新学部「デジタル創生学部」を開設

四国大学は7月8日、新学部「デジタル創生学部」(仮称)を2026年4月に開設することを発表した。

四国大は徳島県徳島市に所在する私立大学。4学部9学科、4研究科、短期大学部4学科2専攻を有する。1925年に誕生した「徳島洋服学校」を前身とし、来年創立100周年を迎える。

約2,800名の学生のうち約7割が徳島県出身で、卒業生の6割以上が徳島県内で就職と、地域に根付いた大学として、地域のニーズや課題に応える人材を輩出してきた。

ICTやAI、データサイエンスを有効活用できるデジタル人材の県内における不足を解消すべく「デジタル創生学部」の新設を決定。学部には「デジタル創生学科」の1学科を置く。

情報科学と経済・経営的思考を併せ持ち、最新のデジタル技術を活用して社会課題の解決や地域の活性化に貢献できる人材を育成する。定員は100名。

国、県や市町村、地元経済界、県内外の高校など、学外諸機関と連携し、実践的な知識や技術を修得できる授業やフィールドワークを実施することで、プログラマーやSE、データサイエンティスト、公務員、教員、映像クリエーターやWebデザイナーといった、多様な領域でデジタルの力を生かして活躍し、これからの地域社会を支え、牽引できる人材を育成したいとしている。

記者会見の様子。左は松重和美学長。四国大学プレスリリースより