地方発の教育改革で先行し、「学びの山梨モデル」確立を目指す
小中高生・大学生・社会人に対して一貫した学びを提供する「学びの山梨モデル」を確立し、地域で活躍できるリーダー人材を育成する。人々のつながりを資源とし、多様な学びを地域内で広げる「知(地)のソーシャルキャピタル」の構築を目指す、山梨県立大学の杉山歩教授に話を聞いた。
県内の大学生が社会人と共に
プロジェクトに挑戦
杉山 歩
今、山梨県では「知/地のソーシャルキャピタル」の醸成を目指して、小中高校生から大学生、社会人までを含めた学びの垂直統合型人材支援体制の構築が進んでいる。それを牽引するキーパーソンの一人が、山梨県立大学の杉山歩教授だ。
山梨県立大学は、2015年度より「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」を推進。同事業では、県内の全11大学・短大と地域機関が協働し、地元就職率(定着率)の向上に取り組んだ。
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