山梨大学長 「地域の中核」として、広い視野を持つ「世界の人材」を養成
「地域の中核、世界の人材」をキャッチフレーズに、地域社会・国際社会に貢献できる人材育成に取り組む山梨大学。専門領域を超え、諸学の柔軟な融合による新しい学問分野の創設を目指す。たゆまぬ改革、新たな挑戦を牽引する中村和彦学長に、就任以来の手応えと今後のビジョンを聞いた。
歴史ある工学部を改組
柔軟な進路選択を可能に

中村 和彦
山梨大学長
1960年山梨県甲府市生まれ。山梨大学教育学部卒業。筑波大学大学院体育研究科修了。山梨大学教育学部教授、教育学部長、大学院教育学研究科長、理事(教学・国際交流担当)・副学長を経て、2023年4月より現職。専門は、教育学・発育発達学。2023年11月から文部科学省中央教育審議会特別部会委員を務める。
── 「世界の人材」の輩出に向けて、どのような教育活動に力を注いでいますか。
これからの大学、特に国立大学においては、大学改革が非常に重要です。本学には教育学部、医学部、工学部、生命環境学部の4学部があります。教育学部以外は基本的に理系の学部で、その中でも今年100周年を迎え、かつ学生数も多いのが工学部です。
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