山梨発の起業家を輩出 全ては「WHY」を徹底的に深めることから始まる

山梨県初の学生起業家として、山梨を拠点にビジネスを展開する戸田達昭氏は、地域において数々の起業家育成プロジェクトに携わる。戸田氏は「人生の主人公は自分自身であるという意識を高め、自らのチャレンジで未来を切り拓いていける人材を輩出していきたい」と語る。

地域の人材育成に尽力、
数多くの起業家を生み出す

戸田 達昭

戸田 達昭

ヴィジョナリーパワー株式会社 代表取締役CEO
一般社団法人Mt.Fujiイノベーションエンジン  代表理事
1983年、静岡県藤枝市生まれ。山梨大学大学院在学中に起業した山梨県初の学生起業家。卒業後の2008年、バイオベンチャーのシナプテック株式会社を設立。2013年以降は起業家育成や事業創造に力を注ぎ、スタートアップアクセラレーターとして多くの会社の経営に携わる。2017年に地域新電力と起業支援の会社、ヴィジョナリーパワーを設立。また、産学官民協働による地域づくりに取組み、歴代最年少で第6期中央教育審議会生涯学習分科会委員を務め、地方国立大学の客員教授・特任准教授として高等教育機関における人材育成にも尽力。

── 戸田さんは山梨大学大学院在学中に起業した山梨県初の学生起業家であり、現在では県内で数多くの起業家育成プロジェクトに携わっています。ご自身の会社を率いながら、なぜ地域での人材育成にも力を注がれているのですか。

まず弊社スタッフの理解があることを前提として、自分自身の会社を率いながら地域での人材育成にも力を注ぐのは、起業の実践者だからこそ伝えられることがあるからです。逆に言えば、私がもし自分のビジネスを辞めるようなことがあれば、起業家育成の活動も止めると思います。

(※全文:2986文字 画像:あり)

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