デジタルデトックスキャンプ 自然体験を通じ、不登校の子どもを支援

合同会社manabiyaは山梨県身延町を拠点に、行政や地域の機関・団体の協力を得て「デジタルデトックスキャンプ」を企画・運営。それはスマホを手放し、自然の中で自分の力を見直すきっかけを提供するキャンプであり、デジタル依存や不登校、引きこもりの子どもの自立を支援している。

デジタルデバイスを手放し、
自然の中で自分の力を見直す

山本 芳衣

山本 芳衣

合同会社manabiya 代表
事業家。父の税理士事務所のサポートを通じて、主な会社や社会の悩みが人の心にあると感じ、人材教育機関の仕事につく。座学で学ぶより体験の重要性を強く感じ、「自耕」をテーマとした社会課題解決を目指す合同会社manabiyaを起業。「一円融合で未来を創造する」を社是とし、農業体験プログラムや地方自治体など団体との協業により、デジタルデトックスキャンプの企画運営、農ケーション、耕作放棄地の再生活用「空き畑BANK」「郷土食再生プロジェクト」を推進中。

山梨県身延町(みのぶちょう)に拠点を置く合同会社manabiya(まなびや)は、地元のブランド大豆「あけぼの大豆」の無農薬、完熟有機農法による生産や、6次化商品開発に取り組むとともに、デジタル依存や不登校、引きこもりの子どもたちの自立を支援する「デジタルデトックスキャンプ」を実施している。それは宿泊施設やキャンプ場を併設するコミュニティ施設「cultivate the life みのぶ自然の里」をベース拠点とし、子どもたちが自然体験や農作業に従事する校外学習プログラムだ。

(※全文:1892文字 画像:あり)

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