小中学校教諭の過半数がFAXの廃止に賛成、アドビ調べ

アドビ株式会社は4月25日、「小中学校のFAXと校務のデジタル化に関する調査」の結果を発表した。今年の3月に、全国の国公立の小学校および中学校に勤務する教諭500名(小学校教諭250名、中学校教諭250名)を対象に実施した。

政府は校務DXの一環として、教育現場でのFAXの使用を2025年度中に原則廃止する方針を示している。そこでまず、FAXが勤務校で実際にどのくらい使用されているか尋ねた。

「月に1回以下」が49.0%で最多となり(画像参照)、「月に数回」(23.8%)がそれに続いた。「だいたい毎日」は7.2%、「およそ週に複数回」は6.4%。FAXはすでに限られた機会にしか使われていないことが判明した。

FAX廃止の政府方針について知っていたか尋ねたところ、知っていたのは26.8%にとどまった。一方、その方針についてどう思うか聞いたところ、「良いと思う」が31.6%で最多。「とても良いと思う」の19.8%と合わせると、過半数が賛成していることが明らかとなった。

このほか、教諭がデジタル化に期待することなどについても調査している。詳細は以下から見ることができる。

 20240425_school-digitization-survey.pdf (adobe.com)

 

アドビ プレスリリースより