新技術が次々と台頭する中で、ベースとなる「思考の型」が問われる

テクノロジーは急速に進化し、ICTを活用して何ができるのかは、現在進行形で変わっていく。こうした中で、DXを牽引する人材を育成するためには、何が重要になるのか。東京工科大学でデジタル人材育成に取り組む細野繁教授に、教育設計の在り方について話を聞いた。

イノベーションを生み出す
デジタル人材の育成に取り組む

細野 繁

細野 繁

東京工科大学 コンピュータサイエンス学部 教授
横浜国立大学大学院 工学研究科博士前期課程を修了後、日本電気株式会社を経て、東京工科大学に着任。東京都立大学(旧:首都大学東京)大学院システムデザイン研究科博士後期課程修了、東京都立大学客員教授。

── 細野先生は大学において、どのようなデジタル人材育成の取組みを進められていますか。

近年の経営環境において、ICTはイノベーションの大きな原動力となっており、DXにおいて重要なのは、新たな価値を提供するビジネスモデルを創造することです。私は東京工科大学コンピュータサイエンス学部において、「価値創造演習」「先進情報専門演習」等の授業を担当し、イノベーションを生み出すデジタル人材の育成に取り組んでいます。

(※全文:1944文字 画像:あり)

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