AI教材「atama+」が高校生向け「情報」「地理歴史」の提供を開始

atama plus株式会社は3月19日、AI教材「atama+(アタマプラス)」にて新たに高校生向け「情報」と「地理歴史」を3月20日から提供することを発表した。

2022年4月から高校では、段階的に学習指導要領の改訂が実施され、2025年度の共通テストから、新教科として「情報」が加わったり、地理や歴史、公民の科目数が再編されたりと、受験教科・科目が大きく変わる。

特に情報は、ほとんどの国公立大学が必須または選択の科目とする一方、新教科ゆえに対策しづらかったり、教科書によって学ぶ内容や粒度が異なったりと、受験準備に不安を感じる生徒も少なくない。また、地理歴史も、覚えた知識を使って考察したり、歴史上の出来事同士のつながりを問う出題形式が増えるとみられ、従来とは違った対策が求められている。

こうした生徒のニーズに応え、atama+高校生向け情報および地理歴史では「共通テストで効率よく得点率80%を実現する」をコンセプトに開発。情報では、基礎レベルから思考力や処理能力が問われる実践レベルまで、全ての単元に講義動画と演習問題を搭載している。

実践レベルの問題では、共通テスト用プログラム表記(旧共通テスト手順記述標準言語「DNCL」)を用いて構成しており、共通テストに特化した対策が可能だ。また、理解度に合わせてAIが最適な学習単元を提案することで、限られた時間の中でも自分のペースで効率的に学習できる。

地理歴史では、地理の基礎知識を使った実践問題の解き方を学んだり、日本史や世界史の根幹となる出来事の流れや因果関係を学んだりできる講義動画と演習問題を搭載。様々な出題形式で段階を追って基礎知識の定着をはかる問題に加え、共通テストの過去問を使った問題にも取り組むことで、新たな共通テストにも対応できる実践力が身につくとしている。

画像はatama plus株式会社のプレスリリースから。