イーオン、小学生向けAI英会話コンテンツを提供開始

語学教育を手掛ける株式会社イーオンは5月8日、AI対話型英会話学習アプリ「AI Speak Tutor 2」に、新たに小学生向けコンテンツを追加した。

「自己紹介」「道案内」など、さまざまな場面設定でAIと英語で会話することで、正しい表現や発音を学ぶことができる。フリートークも可能なため、実際に人と話をしている感覚で、実践的に英会話のスキルを習得できる。

2018年にKDDIグループ傘下となって以来、イーオンはEdTechを推進している。「AI Speak Tutor 2」は2022年リリース。

文の類似性アルゴリズムをもとに開発されたAIを使用しているため、模範解答と異なる回答を不正解として処理するのではなく、模範解答との類似度を測定し、脈絡による回答の正確さや流暢さを評価。利用者が回答を躊躇したり間違った回答をしたりすると、ヒントを提示して問い直すなど、会話がつながるように誘導する。

これまで大人向けコンテンツしかなかったが、小学校での英語必修化に伴う需要の高まりを受け、今回の小学生向けコンテンツの追加に至った。

個人向けには提供しておらず、自治体や教育機関のみ契約できる。

 

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