岡山県下に広がる明修塾 自ら目標設定し徹底追及する人材を育成

岡山県下を中心に展開する明修塾は、小学生から高校生までを対象にきめ細かな指導を行い、48年間の実績を重ねている。現在では中国・四国5県にまたがる地域有数の学習塾に成長し、地域の未来を担う人材を育成する。目標を徹底追及させる教育や、他塾との連携にかける思いを聞いた。

目標を定め徹底追及し、能動的な思考を養成

竹本 睦俊

竹本 睦俊

株式会社明友社 専務取締役
高知県出身。元々はロボットを作りたいと工学部へ進学するが、友人の誘いもあり香川県の学習塾「啓真館」に就職し「ヒトづくり」が仕事となる。就職1年目、当時高校生のコースがない塾だったため、個別指導にて高校生の指導をしながら高校部開設の企画書を提出し、翌年より開設、高校部の責任者となる。その後、企画系を中心に塾経営に携わり、塾業界に26年。昨年より同一グループ内の学習塾「明修塾」の専務取締役を務める。

明修塾は教育理念に「自ら目標を設定し、それを徹底追及できる人間を育成する」を掲げる。同塾を経営する明友社専務取締役の竹本睦俊氏は「常に目標設定が大切だという思考を身につけてほしい」と強調する。そのため明修塾では、日々の授業においても、その日に理解すべき目標を講師が提示するのはもちろんのこと、「今日は何を覚えて帰りたい?」と子どもたちにも問いかけ、目標を持つ意識付けをしているという。「たとえ低学年の小学生でも、うまく問いかけをしながら目標を引き出し、そのためにはどのような手段があって、どう取り組めばいいかということを、少しずつ覚えてもらっています」

さらに、新学年の始まる4月には、小学校1年生から...

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