山田養蜂場 ミツバチからの学びを伝え、自然と人間社会との調和に貢献
創業以来、「一人の人の健康を守りたい」という思いで、ミツバチ製品をつくり続ける山田養蜂場。ミツバチから多くを学んできたという同社では、その学びを地域や子どもたちに還元するため社会貢献活動にも取り組む。自然との共生、命の大切さ、命のつながりを伝える活動について聞いた。
常に一人の人のために、自然と人間社会との調和を目指す
黒瀬 かおり
岡山県の北部、中国山地の山あいの町・鏡野町にある山田養蜂場は、70年以上にわたり、自ら養蜂業を営みながら、人々の健康と美容に役立つミツバチ産品をつくり続けている。同社がローヤルゼリーの生産販売を始めたきっかけは、創業者である山田政雄氏の娘が1960年、先天性の心臓疾患を持って生まれてきたことだった。当時、ローマ法王ピウス(ピオ)12世がローヤルゼリーによって命をとりとめたというニュースを聞きつけた山田氏は、自らの飼育するミツバチがローヤルゼリーを生産できることを知り、わずかな文献を頼りに独自で研究を重ね…
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