世界的ネットワークを活かしSDGs推進 ノートルダム清心学園

岡山県を中心に、幼稚園から大学・大学院までの学校を運営するノートルダム清心学園。世界中に広がるナミュール・ノートルダム修道女会のネットワークを活かしながら、一貫した全人教育を行う同学園の取り組みや教育の特長などを、津田葵理事長に聞いた。

幼児から高等教育まで、一貫した教育方針

津田 葵

津田 葵

学校法人ノートルダム清心学園 理事長、ノートルダム清心女子大学 学長、大阪大学名誉教授
1944年中国東北部生まれ。ジョージタウン大学院言語学専攻博士課程修了(Ph.D)後、大阪大学大学院言語文化研究科教授。社会言語学・応用言語学担当。2002年~2006年度大阪大学21世紀 COE プログラム「インターフェイスの人文学」事業推進者。津田ゼミ出身者が日本内外で40を超える大学で活躍中。

岡山県と広島県に幼稚園、小学校、中・高等学校、大学・大学院を経営する、ノートルダム清心学園。母体となるナミュール・ノートルダム修道女会は、創立者である聖ジュリー・ビリアートの「Educating for Life」のモットーを受け継ぎ、欧州・北米・ラテンアメリカ・アフリカと日本を含めた5大陸で教育に携わる。

学園全体を貫くのは、「心を清くし 愛の人であれ」という聖ジュリーの精神。津田葵理事長は「幼稚園から大学・大学院まで、我々の教育の背景には、一貫してカトリックの精神が流れています」と話す。

そうした精神を背景にした同学園の教育方針には…

(※全文:2340文字 画像:あり)

全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。