他社従業員や一般個人のキャリア自律を支援する企業・団体5選

働きがいや生きがいを求める個人、社員の意欲の向上を求める企業、生産性の向上を求める国、そのいずれもが主体的なキャリア形成を望んでいる。この需要に応えて多くの企業や団体が、法人向けの研修や個人向けのカウンセリング・コーチングを提供している。その中から5例を取り上げる。

リクルートマネジメントソリューションズ

1963年に測定サービス(心理検査、適性検査)、70年に研修サービスの提供を開始と、HR分野において先頭を走ってきたリクルート。キャリア開発においても例外ではない。1995年、研修プログラム 「RCD」(リクルート・キャリアデザインプログラム)を開発。現在に至るまで提供している。

15~20人のグループで2日間かけて行われる同プログラムは、ビジネスパーソン全般を対象に、キャリアビジョンの描き方や、描いた将来像に向けてどのような能力をどのように開発していくのか、具体的な行動計画の作成法を教授する。

その手がかりとなる、これまでのキャリアで培った強みや自分の本来の志向を把握するのに、少人数のグループワークによるキャリアの棚卸しに加えて、リクルートが独自に開発した自己分析ツールを用いる。そのひとつが「キャリア志向調査」(R-CAP)。ペーパーテストにより興味・価値観・志向・強みなど7つの指標を測定し、2万人のビジネスパーソンの標準データと比較・分析。自分では気付けない、自身に関する情報を提供する。

(※全文:1650文字 画像:なし)

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