キャリア自律を支援するキャリアコンサルタントの役割
社会が複雑多様化する中で、個人と組織が、その力を十分に発揮していくために働く人のキャリア自律と、それを支援するキャリア支援者の重要性はますます高まっている。キャリア心理学やキャリア・カウンセリングに詳しい筑波大学教授の岡田昌毅氏に話を伺った。
キャリア自律を通じて
組織へのコミットメントが高まる
岡田 昌毅
── キャリア自律という言葉がよく聞かれます。そもそもキャリア自律とは、どのように捉えられているのでしょうか。
岡田 堀内泰利先生と私の共著論文※において、キャリア自律とは「自己認識と自己の価値観、自らのキャリアを主体的に形成する意識をもとに、環境変化に適応しながら、主体的に行動し、継続的にキャリア開発に取り組んでいること」と定義しています。
(※全文:2322文字 画像:あり)
全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。
※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。