人生の選択肢を最大限に拡げる 複業文化の醸成と社会実装を目指す

働き方やキャリアの多様化が進むなか、慣れ親しんだ環境や考え方の境界を越え、外部で新たな学びを得る「越境学習」が注目される。“挑戦する全ての人の機会の最大化”を目指し、「複業クラウド」を運営するAnother works。代表の大林尚朝氏に、サービスの特長や展望を聞いた。

IT×HRで
優秀な人材を地方に流す

大林 尚朝

大林 尚朝

株式会社Another works 代表取締役
大分県大分市出身。早稲田大学法学部卒業後、パソナグループに入社。業務委託人材紹介の新規事業に従事し、年間最優秀賞などを受賞。2018年、株式会社ビズリーチ(現.ビジョナル株式会社)に入社。2019年、株式会社Another worksを創業。主な著書に『スキルマッチング型複業(副業)の実践書』(日本能率協会マネジメントセンター)。

── 2019年にAnother worksを創業し、複業・業務委託特化型のマッチングプラットフォーム「複業クラウド」を立ち上げた背景をお聞かせください。

大林 父が会社経営をしており、私は経営者である父と従業員である社員が一体となって過ごしているような家庭環境で育ちました。労使関係に興味を持ち、大学では労働法について学び、将来は経営者になりたいと、ずっと前から考えていました。

私は大分県の出身ですが、少子高齢化の影響で、とにかく地方には人が足りていない。正社員で採用するにも、優秀な人材は都心に流れ、地方に人材が行く理由、メリットがなくなっている現状がありました。

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