あえて不安定な状態に身を置くことが、あらゆるビジネスパーソンに不可欠
既存の人材育成活動では得られない知識・スキルを育む手法として、「越境学習」が注目されている。企業が越境学習を効果的に実施するためには、何が重要になるのか。また、個人にとって越境学習は、どのような意味を持つのか。法政大学・長岡健教授に話を聞いた。
「越境学習」について、
どのように理解すればよいのか
長岡 健
──「越境学習」は様々な意味で使われる概念です。「越境学習」について、どのように整理して理解すべきですか。
越境学習の意味は研究者間でも違いが見られ、一致した定義はありません。ビジネスパーソンなど実務家にとっては、何が越境学習で何が越境学習ではないのか、厳密な定義にこだわるよりも、自社や自分にとって意味のある越境学習の在り方について、整理して理解できるアプローチのほうが有用だと思います。
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