DXからGXの人材育成へ 地域を舞台に若者の可能性を拓く

鹿児島を拠点に、DX教育から地域課題解決、そしてGX教育へと事業を展開するSDGs products。同社代表の中島寛之氏は、学生が社会で活躍するための実学的な学びを設計し、若者の主体性と創造性を引き出す。持続可能な社会の担い手を育成する新たなモデルに挑戦している。

鹿児島を拠点に、
持続可能な社会づくりを目指す

中島 寛之

中島 寛之

SDGs products株式会社 代表取締役
1983年生まれ、沖縄県出身。高校卒業後、音楽専門学校に進学。大阪で音楽講師兼アーティストとして活動。その後、広告代理店や制作会社での企画プランニングを経て、2020年7月、鹿児島市でSDGs products株式会社を設立。

鹿児島市に本社を置くSDGs productsは、デジタルプロモーションやウェブマーケティングの事業を展開。併せて自治体とも連携し、デジタルを活かした教育を通じて、持続可能な社会づくりの「スキル」を有する若者の育成に取り組んでいる。

SDGs productsの代表・中島寛之氏は沖縄県出身で、高校卒業後は音楽専門学校に進学。学生時代は音楽に没頭していた中島氏は、音楽専門学校を卒業した後、講師としても活動した。その際、「どのように教えれば、楽しく、わかりやすく伝えられるか」という経験を積んだという。

そして「教育の枠にとどまらず、もっと社会で新しい価値を見出したい」という思いが強まり、…

(※全文:3763文字 画像:あり)

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