TELASプロジェクト 離島で始まる新たな居場所づくり

鹿児島県与論島で、中学校の図書室を「心安らぐ居場所」に再生するTELASプロジェクトが展開されている。地域住民や行政と協働し、多世代交流や子どもたちの学びの機会を創出。離島から未来を照らす、持続可能な社会づくりのモデルケースを目指している。

日本の厳しい現実に危機感、
新たな居場所づくりに挑戦

住友 結美

住友 結美

一般社団法人 全国中小企業経営能力認定協会 代表理事
1994年生まれ、愛知県名古屋市出身。エステの専門学校を卒業後、民間企業で営業を経験。アフリカ人の夫との結婚を機に、アフリカの現状を知り、困っている人を助けるためには「お金・自由な時間・影響力・人脈」が必要であると痛感し、起業を決意。貿易会社を設立し、事業を軌道に乗せる。2023年3月、一般社団法人 全国中小企業経営能力認定協会を設立。「教育」と人々の安らげる「居場所」の提供、「地域活性化」をテーマに、TELASプロジェクトを立ち上げる。

鹿児島県与論島において、中学校の図書室をリノベーションし、子どもたちの“心休まる居場所”をつくる取組みが始まっている。それは一般社団法人 全国中小企業経営能力認定協会が展開するTELASプロジェクトの一環であり、居場所づくりだけでなく、地域活性化も視野に入れた挑戦だ。

同協会の代表理事、住友結美氏がTELASプロジェクトを立ち上げた原点は、11年前のアフリカ体験にある。アフリカ人の夫との結婚を機に現地を訪れた際、道路もなく、食事も満足にできない現実を目の当たりにした。「自分が生まれ育った日本の状況を当たり前だと思っていました。でも、初めてアフリカに行った時に、…

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