地域・教育魅力化プラットフォーム「地域みらい留学」が佐賀県に進出

地域・教育魅力化プラットフォームは7月15日、佐賀県および佐賀未来共創基金と協定を締結し、佐賀市三瀬村に佐賀事務所を設置し、佐賀県および九州地方の高校を核とした地方創生・人づくりの推進に取り組むことを発表した。 

地域・教育魅力化プラットフォームでは、生徒が地域の特色ある高校に進学・留学する「地域みらい留学」を通じて、高校を核とした人づくり・地方創生に取り組んできた。高校生が地域の中でひとつの役割を与えられて社会の一員であると感じられるフィールドを見つけ、「自分の意志で挑戦を続け、自ら未来をつくる力を育む3年間」となるようサポートしている。

2021年4月現在、全国26道県70校が参画し、北海道から沖縄まで、その土地に密接した多種多様な教育カリキュラムを備えて生徒を受け入れている。佐賀県では2021年度から県立有田工業高等学校(有田町)が地域みらい留学に参画し、セラミック科とデザイン科で県外生徒募集を行う。 

佐賀県では、県外で活動するCSO(Civil Society Organizations、市民社会組織)を誘致し、人材の流入や雇用を生み出すとともに、県内CSOが誘致CSOとの交流を通じて事業拡大や新たな事業創出等CSO活動の活性化を図るため「地域活性化のための県外CSO誘致事業」を実施している。今回はその事業の一環として協定締結に至った。 

本誌の岩本悠代表理事へのインタビュー記事はこちら

21.7.16news2