「ネットの広告等が子どもに及ぼす影響」テーマにオンラインセミナー開催

公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンと一般社団法人グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンは3月1日、「子どもに影響のある広告およびマーケティングに関するガイドライン 2023年増補版」の完成を記念し、オンラインイベントを開催する。

インターネット上の広告およびマーケティング活動は、とりわけ脆弱性の高い消費者である子どもに対してさまざまな影響を及ぼしている。同ガイドラインは、企業の広告とマーケティングにおける子どもの権利の保護と子どもの健やかな成長への貢献を推進することを目的として2016年に策定された「子どもに影響のある広告およびマーケティングに関するガイドライン」に、最近のインターネット上の広告・マーケティングを取り巻く状況や課題を踏まえ、留意点などを追記したもの。 

オンラインイベントでは、広告やマーケティングに関わる全ての関係者が、子どもへの影響という観点から広告・マーケティングのあり方を見直し、子どもの権利の尊重・推進に貢献する具体的な取組につなげる機会として、「ガイドライン」の背景や概要を紹介し、有識者や関係者を招いたパネルディスカッションや基調講演などを予定している。参加費は無料。開催概要は下記のとおり。

日時:3月1日(水)16:00-18:00
形式:オンライン(ZOOMウェビナー)
参加登録:下記リンクより申込(締切:2月27日(月) 17:00まで)
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_mCeW-vUMQxGfS3l1iodJ3Q
定員:500名

プログラムの概要

1.開会 
共催者挨拶:公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 事務局長 髙井明子氏
来賓挨拶:消費者庁 長官 新井ゆたか氏 

2.「子どもに影響のある広告およびマーケティングに関するガイドライン 2023年増補版」の紹介
基調講演:
「インターネットを利用した広告・マーケティングの世界的な動向と日本の状況」
一橋大学 名誉教授 松本恒雄 氏 

基調報告:
「子どもに影響のある広告およびマーケティングに関するガイドライン 2023年増補版」の概要
アドリーガル・オフィス代表 林 功氏 

3.パネルディスカッション
「インターネットを利用した広告・マーケティングが子どもにもたらす影響を考える」
モデレーター:LRQAサステナビリティ株式会社 代表取締役 冨田秀実氏
パネリスト:
・NHK解説委員 今井純子氏
・学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学 学長/株式会社 宣伝会議 取締役 田中里沙氏
・dentsu Japan サステナビリティ推進オフィス シニア・マネージャー/cococolor編集長 半澤 絵里奈 氏
・プラン・ユースグループ 逸見萌依氏
・セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン アドボカシー部長 堀江由美子氏 

4.閉会
共催者挨拶:
一般社団法人 グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン 事務局次長 氏家啓一氏 

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンHP:オンラインイベント「インターネットを利用した広告・マーケティングが子どもに及ぼす影響を考える」開催案内

23.2.14news1

画像はセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンのHPから。