国際基礎学力検定「TOFAS」等を活用したSTEM教育モデルが文科省「EDU-Portニッポン」応援プロジェクトに採択

株式会社スプリックスは7月13日、国際基礎学力検定「TOFAS(Test Of Fundamental Academic Skills)」およびデジタル学習コンテンツを活用した事業が、文部科学省「令和8年度 日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)応援プロジェクト」に採択されたことを発表した。

EDU-Portニッポンは官民協働のオールジャパン体制により日本型教育の海外展開を推進する文部科学省の事業。文科省、経産省、外務省、国際協力機構(JICA)、日本貿易振興機構(JETRO)をはじめ、地方公共団体、教育機関、民間企業、NPOなどが連携するプラットフォームを構築し、日本の特色ある教育を海外に展開する機運の醸成を図っている。

画像は株式会社スプリックスのプレスリリースから

今回採択された事業名は「日本発の国際基礎学力検定「TOFAS」とデジタル学習コンテンツを活用したデータドリブンなSTEM教育モデルの世界展開」。エジプト、インドネシア、フィリピンにおいて「TOFAS」を実施し、国際比較に基づく客観的なデータから、各国・地域における基礎学力上の課題を抽出。その評価データに基づき、日本で培われた指導方法や教育ノウハウを伝える教員研修を実施するとともに、高品質なICT学習コンテンツ「SPRIX Learning」を提供する。

これにより「評価」「指導」「学習」「再評価」を一体化した継続的な改善サイクルを現地の教育現場に定着させ、児童・生徒の基礎学力向上を図る。さらに、数学的思考力やデジタルスキルなど、将来のSTEM分野を支える基礎能力を育成することで、各国の産業人材育成に貢献。同事業を通じて構築した教育モデルは、対象国での成果を検証したうえで、周辺国を含む他の国・地域への横展開を目指していく。

国際基礎学力検定「TOFAS」は、計算力やプログラミングをはじめとする、将来の学習や社会生活の基盤となる基礎学力を測定する国際検定試験。オンライン形式で実施され、受験者の学習状況を客観的なデータとして把握できるほか、国や地域を越えた比較分析を行うことができる。現在、世界50カ国以上で実施され累計受験者数は1,500万人超に上る。測定によって学習上の課題を明確にし、その後の指導や学習改善につなげる仕組みとして、各国の政府機関、教育機関、学校などで活用されている。