経産省が「キャリア教育推進連携表彰」受賞団体を公表

経済産業省は12月15日、教育関係者と地域・社会や産業界の関係者とが連携・協働してキャリア教育に取り組んでいる先進事例を表彰する「キャリア教育推進連携表彰」(文部科学省・経済産業省による共同実施)について、受賞団体の決定を公表した。

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最優秀賞は宮崎県立都城商業高等学校が受賞した。同校では、キャリア教育推進のため、二つの地域共創の取組を展開。共創ウェルビーイング部では、交流拠点「のくにラボ」を創設し、世代を超えたキャリアを育む。紙漉き文化再生プロジェクトでは、廃棄物活用和紙を企業と開発する等、持続可能な環境教育を推進。さらに、これらの取組を通じて連携した企業人や有識者が、全校生徒対象の探究活動や対話型ワークショップに参加し、全生徒たちのキャリア形成を支援している。

優秀賞は、学校法人国本学園国本小学校、学校法人明昭学園岩倉高等学校、佐渡市立松ヶ崎小中学校 / 株式会社WE、摂津市教育委員会が受賞した。2026年1月19日(月)では、「令和7年度キャリア教育推進連携シンポジウム」内で表彰式を開催する予定。

受賞の詳細は以下で確認できる。
https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/career-education/14th_cooperation_report.html