大阪教育大、レノボ・ジャパンと包括連携協定を締結

国立大学法人大阪教育大学は4月16日、レノボ・ジャパン合同会社と包括連携協定を締結した。

150年にわたり教員養成を行ってきた大阪教育大学と、GIGAスクール構想の実装において、トップシェアを有するICT企業として現場を支援してきたレノボ・ジャパンが、知見とノウハウを持ち寄ることで、先端技術の活用を通じた教育課題の解決と、Society 5.0に対応した教育現場の実現を目指す。

今年度は3つの取組みを進める。1つ目として、メタバースを活用したインクルーシブな学習支援「レノボ・メタバース・スクール」(LMS)を通じ、不登校児童生徒や外国語を母国語とする子どもたちの学びを個別最適な仕方でサポートする。

2つ目として、今春に大阪教育大学天王寺キャンパスにオープンする「みらい教育共創館」の産学官連携拠点フロアに、学校関係者が最新のICT機器に触れることのできる場「Creative-Lab」を設置し、デジタル人材を育成する。

3つ目として、インテル株式会社とも連携し、教育委員会や教職員向けの研修「Skills for Innovation」を開催し、学校現場を支援する。

教育分野において多くの実績を持つ両者が協力することで、よりよい教育の未来を作っていきたいとしている。