人事担当者の97.3%が「博士学生のパフォーマンスの高さ」実感 アカリク

技術者・研究者のキャリア支援に特化した事業を展開する株式会社アカリクは4月21日、研究職以外で博士学生の採用を行っているまたは何度も採用していた人事担当者109名を対象に、「博士学生のビジネスでの活躍」に関する実態調査を実施、その結果を公表した。 

調査結果によると、「Q1.あなたの会社で、博士学生の採用を行っている理由を教えてください。(複数回答)」(n=109)との問いには、「志の高い人材が必要だから」が45.0%、「技術者を育成できる人材が必要だから」が42.2%、「深い専門性のある人材が必要だから」が33.9%と続いた。

また、「Q2.あなたは、博士学生が他の学部生や修士と比べて、パフォーマンスが高いと実感した経験がありますか。」(n=109)との問いには、「何度もある」が56.0%、「数回程度ある」が41.3%と、97.3%の人事担当者が、他の学部生や修士と比べて「博士学生のパフォーマンスの高さ」を実感していることが明らかとなった。

この他、Q2で「何度もある」「数回程度ある」と回答した者に、「Q3.博士学生が他の学部生や修士と比べて、パフォーマンスが高いと実感した点を教えてください。(複数回答)」(n=106)との問いには、「研究によって得た幅広い知識により視野が広い」が53.8%、「批判的な思考力がある」が45.3%、「高い専門性や研究スキルがある」が39.6%と続いた。

なお、「Q8.これからも博士人材の採用を続けていきたいと思いますか。」(n=109)との問いには、「非常にそう思う」が41.3%、「ややそう思う」が50.5%という回答となった。

調査結果の詳細は、こちらから確認できる。

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画像はプレスリリースから。