無理難題に挑戦する浦高生と、令和時代を支える麗和会

埼玉県さいたま市に位置し、自由な校風の埼玉県立浦和高等学校。昨年は東大合格者41名を輩出した県内屈指の進学校だ。文武両道を旨とし、常に進化する浦高の根幹には無理難題への挑戦がある。

創立100年以上続く、文武両道の精神

野澤優太 埼玉県立浦和高等学校教務主任

野澤優太
埼玉県立浦和高等学校教務主任

尚文昌武(しょうぶんしょうぶ)―「文を尚(たっと)び、武を昌(さか)んにす」。第2代校長の藤井宣正氏が遺した文武両道を示す校訓は、浦高教育の根幹を成す言葉だ。勉強に打ち込みながら、いかに心身を鍛えるか。100年以上文武両道にこだわり続けた背景には「世界のどこかを支える人材」を目指す点にある。

「我々教員は、10年後、20年後の…

(※全文:1917文字 画像:あり)

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