北海道の通信制高校、産学連携でメタバース上に学びの場

広域通信制高校のクラーク記念国際高等学校(本校:北海道深川市)は、株式会社ZEXAVERSE(ゼクサバース、東京都千代田区)、シヤチハタ株式会社(愛知県名古屋市)と協業で、最先端技術であるメタバース、NFT等のWEB3.0並びにドローンなどを実学的に学ぶ機会を創出すべく、包括連携協定を締結した。

クラーク記念国際高校では「“好き”を“得意”に」発展させ、個性を際立たせ成長を目指す教育を1992年の開校当初より行っている。様々な分野において多くのプロフェッショナルや企業と連携し、社会性の高い実践的な授業展開を図ってきた。今回の協定は、クラーク記念国際高校とゼクサバース、シヤチハタが相互に連携することにより、それぞれの資源を活用した次世代型の教育機会を創出し、Web3.0の時代において、社会発展に寄与する人材として子どもたちを育成することを目的としている。

主な連携内容として、ゼクサバースのもつメタバース上に、クラーク記念国際高校が全国に設置する学習拠点を生徒自身が再現。生徒各自がアバターとなり、メタバース上で活動・交流を行う。将来的にはメタバース上で授業も受けられる仕組みの構築を目指している。

生徒がNFT(非代替性トークン)、及びブロックチェーンといったWEB3.0を支える概念・ベースとなる技術を学び、生徒自らが、企画・構想のみならず実践的活用に向けてメタバース空間の設計・増改築など、持続的発展が可能なメタバース空間を創造していくことを目指している。

学生はNFT学生証を活用し、授業の参加やメタバースへの入退出管理において、自己を証明する鍵として活用。段階的に在籍証明書、成績証明書等の各種証明書の請求もNFT学生証で可能とする形を想定している。この取組みは学生の利便性を高めつつ教育分野における事務運営側のDX化も同時推進するものであり、学校事務運営の効率化にも資するものになる。

23.3.6news2

学校法人創志学園 クラーク記念国際高等学校・プレスリリースより