日本イノベーション融合学会、子ども向けDX人材育成プログラムを実施

一般社団法人日本イノベーション融合学会(IFSJ)は4月26日、「未来をひらくDX人財育成プログラム2024」を開始することを発表した。デジタルネイティブ世代に、DXへの興味と理解を促す機会を提供する。

IFSJは2014年発足。名称は「学会」だが、異分野融合によるイノベーションの創出に向けて、アカデミアとビジネスの連携構築をはじめ、学会のそれにとどまらない多様な活動を行っている。そのひとつがDXリテラシーアセスメントで、主催する「DX検定」「DXビジネス検定」はこれまでに約45,000名が受験、約20,000名がレベル認定を受けてきた。

しかし今の時代において必要なのは、社会人のリテラシーアセスメント以上に、より早期の実践的なスキル習得ではないか。このような考えから、IFSJが創立10周年記念事業として開始するのが「未来をひらくDX人財育成プログラム2024」である。

小学生から大学生まで幅広い子ども・若者層に、DXへの興味と理解を促す各種のイベントを提供。次世代のイノベーターを育成し、日本のDXを加速させる。

7~10月に「DX学習イベント2024」、11月に「DX博士ちゃんチャレンジ2024」「DX甲子園2024」を開催し(イベント名はいずれも仮称)。12月にレベル認定および表彰式を行う予定。教育機関、企業、自治体、各種団体にも参加を呼びかけている。