能力開発トレーナーが語る 「目標達成」のポイント

多忙な社会人は仕事、家事・育児と学ぼうと思っても、様々な挫折ポイントに遭遇し継続しないことも多い。延べ40万名以上の人材育成に携わってきた経験から目標達成のための勘所を紹介する。

三日坊主に陥ってしまうのは当然

青木 仁志

青木 仁志

北海道生まれ。国際教育企業ブリタニカ、国内人材開発コンサルティング企業を経て、32歳でアチーブメントを設立。2010年から3年間、法政大学大学院政策創造研究科客員教授として「経営者論特講」の講座を担当。「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」の審査委員も7年に渡り務めるなど、中小企業経営者の教育に力を注ぐ。著書は30万部のベストセラーとなった『一生折れない自信のつくり方』(アチーブメント出版)シリーズや、最新刊の『超・達成思考』(同社)をはじめ58冊。

「英語を勉強しよう」「プログラミングを身につけよう」と多くの人がスキルアップに励みます。ただ、一度思い立っても「三日坊主で終わってしまう」というのは、誰でも一度は経験があることかもしれません。

そんなとき、多くの人が「自分はなぜこんなに意思が弱いのだ」と思ってしまいますが、これまで延べ40万名以上の人材育成を行ってきた経験からもこれは仕方がないことだと思います。

資格の勉強よりもゲームのほうが楽しい、トレーニングするよりも家で寝ていたいなど、苦痛感情を避けるのは人間の性。大切なことはこれを受けいれて「ではどのようにすればいいのか」を考えることです。

しかし、一方で好きな人とデートするのであれば朝早く起きることも苦にならない、絶対に達成したい目標のためなら毎日のトレーニングも続く、という場合もあります。このように能力開発的に言えば…

(※全文:2405文字 画像:あり)

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