営業マンから高校教師へ 学校現場に新しい風を
営業マンから転身。通信教育で教員免許を取得し、30歳で高校の理科教師になった高野圭氏。教師デビューから数年間の歩みを記録した著書『たのしく教師デビュー』を出版した高野氏に、転身の経緯や自身が実践する仮説実験授業との出合い、教師生活について聞いた。
想いの火が消える前に、チャレンジを

高野圭
北海道大樹高校教諭
仮説実験授業研究会会員。音響メーカの営業職を退職後、通信教育課程で中学・高校の教員免許状(理科)を取得。30歳の年に北海道の教員に。以後、高校生と共にたのしい教師生活を送っており、その記録を研究会や著書『たのしく教師デビュー』として出版。
教員を目指す前は、音響メーカーの営業職をしていたという高野氏。教育に興味を持ったきっかけは、年に1回、リクルートの時期に大学生相手に会社説明をする役割を担ったことだという。
「大人相手の営業より、大学生や高校性を相手に会社説明をする方が楽しかったんです。未来ある若者を相手にする仕事の方が、自分は好きだと感じたのが、学校の先生という職業を意識したきっかけでした」
明星大学の通信教育部で教員免許状を取得できることを知り、「再チャレンジのチャンス」と、会社を辞め…
(※全文:3245文字 画像:あり)
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