近畿大学とNow Doが包括連携協定を締結、スポーツ人材育成へ

近畿大学とNow Do株式会社(代表取締役:本田圭佑)は、3月18日(土)に包括連携協定を締結したことを発表した。

NowDoは、代表の本田圭佑氏がサッカーを通じて、南アフリカの孤児院を訪問した際に目の当たりにした子供たちの光景から、社会問題である教育格差を解決したいという思いのもと設立。これまでに教育・スポーツ事業を立ちあげ、大学生が地域の子供にスポーツや遊びの楽しさを伝える活動などを実施している。また、2022年6月にスポーツ庁の有識者会議で提言された、公立中学校における休日の運動部の部活動を外部に移行する改革の一つである「部活動の地域移行」に取り組むため、2023年度に全国の自治体や大学と連携したスポーツ人材バンクの構築を計画している。 

近畿大学の体育会各クラブは、大学スポーツにおけるアスリートのあるべき姿を規定する「近畿大学体育会スポーツ憲章」のもと、スポーツの発展と振興に尽力するとともに、スポーツ活動を通じた地域社会への貢献に努めている。 

今回の包括連携協定をきっかけとして、NowDoの取り組みに近畿大学の体育会クラブに所属する学生が参画し、スポーツを通じた地域社会の活性化や課題解決に協力しながら、自分自身の頭で考え、行動する力を養う。また、連携協力事項に基づくさまざまな取り組みを通じて、産学連携で未来を支えるスポーツ人材の育成を行う予定としている。

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Now Do株式会社 代表取締役 本田圭佑(左)、近畿大学 学長 細井美彦(右)。画像はNow Doのプレスリリースから。