外国人材が活躍する地域づくり 「多才」で「多彩」な日本社会を実現へ
StarBoardはインドネシア人に特化した人材事業を展開し、現地の教育機関と連携した人材育成から日本企業とのマッチング、就労後の支援まで、トータルで手掛ける。三重県桑名市において、自治体との共創プロジェクトを推進し、外国人材の活躍を促進するモデルケースの創出に挑戦している。
インドネシアの産官学と連携し
優秀な人材を日本企業に紹介

矢部 将勝
株式会社StarBoard 代表取締役
早稲田大学政治経済学部を卒業、大前研一Graduate School of Business(BBT)修了、経営管理修士(MBA)。国家資格キャリアコンサルタント。大学卒業後の2002年、川崎汽船株式会社に入社。在職時にシンガポール及びタイに駐在。独立後、ムスリムのバリアフリー化を実現する株式会社MDJを設立。2019年にSETIA株式会社の人材部門とMDJを経営統合し、セティア マネジメント株式会社を設立。事業拡大に伴い、2022年に株式会社StarBoardに社名変更。
三重県桑名市において、外国人材の活躍を促進する共創プロジェクトが進められている。桑名市は2023年度、スタートアップとの共創を戦略的に推進する「くわなスタートアップ・オープンフィールド戦略」を策定。その一環として、革新的なアイデアや技術を持つスタートアップとの事業共創プログラム「MASH UP!KUWANA」を2024年に開始した。全国から75件の応募があった中で、実証実験を行う5社のうちの1社として選出されたのが、2019年に創業したスタートアップ、StarBoardだ。
StarBoardは、インドネシア人に特化した人材総合カンパニーだ。これまでに計350名以上のインドネシア人材を、特定技能14業種をはじめとする様々な業界の企業に紹介している。
StarBoardの代表、矢部将勝氏はインドネシアの特徴について、…
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