大学の就職率、過去最高の98.1% 文科省・厚労省調べ
文部科学省と厚生労働省は5月24日、大学等(大学、短大、高専、専修学校)の2024年3月卒業者の就職状況について発表した。
国立大21校、公立大3校、私立大38校、短大20校、高専10校、専修学校(専門課程)20校を2024年3月に卒業した6,250人に、就職希望の有無や、就職状況について尋ねた。
大学については、就職率は98.1%(前年同期比0.8ポイント上昇)。調査を開始した1996年度以降、過去最高となった。
このうち、国公立大学の就職率は98.5%(同1.1ポイント上昇)で、過去最高。私立大学の就職率も97.9%(同0.7ポイント上昇)で、過去2番目の高さとなった。
男女別では、男子大学生の就職率は97.9%(前年同期比0.6ポイント上昇)で、過去最高。女子の就職率は98.3%(同1.0ポイント上昇)だった。
文系の就職率は97.9%(前年同期比0.8ポイント上昇)で、過去2番目の高さ。理系の就職率は98.8%(同0.7ポイント上昇)で、過去最高となった。
一方、短期大学の就職率は97.4%(前年同期比0.7ポイント低下)。高等専門学校の就職率は100.0%(同0.8ポイント上昇)で過去最高。専修学校(専門課程)の就職率も97.5%(同1.8ポイント上昇)で過去最高となった。
大学、短大、高専を合わせた就職率は98.1%(前年同期比0.6ポイント上昇)で、過去2番目の高さとなった。
詳細は以下より。
https://www.mext.go.jp/content/20240524-mxt_gakushi01-000036166_1.pdf
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