名古屋商科大学、2027年度入試で高校時代の主体的な学び評価
名古屋商科大学(愛知県日進市)は、2027年度入学試験において、「英語外部検定スコアの得点換算」と「資格・活動実績の加算(最大30点)」の二つの制度を新たに本格的に導入する。ペーパーテスト一発勝負の結果だけでなく、高校3年間で積み重ねてきた努力や挑戦の成果を多面的に評価する狙いだ。
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大学入試を巡っては、学力試験の一発勝負だけに頼らない多面的・総合的な評価の重要性が高まっている。名古屋商科大学はこうした状況を踏まえ、ペーパーテストだけでなく、受験生が高校3年間で積み重ねてきた努力や挑戦の成果を正当に評価することを目指し、2027年度入試で二つの制度を本格的に推進する。次世代のリーダー育成につなげる考えだ。
英語外部検定スコアを得点換算
英語外部検定試験を活用した「英語得点換算制度」は、学校推薦型選抜の一般推薦入試(前期・後期のうち一般推薦Bが対象)、一般入試、共通テストプラス入試で導入する。出願時に実用英語技能検定(英検)やGTEC、TOEFL iBT、TOEICなどのスコアを提出すると、そのスコアに応じて本学試験教科の「英語」または「外国語」の点数に自動的に換算される仕組みだ。換算を受ける場合も本学が実施する英語試験は受験する必要があり、当日の得点と換算後の得点を比較して高い方が合否判定に採用される。たとえば英検準1級やTOEFL iBT72点のスコアを持つ受験生は、換算基準表の最上位区分である100点まで換算されるなど、スコアに応じた段階的な基準が設けられている。この仕組みにより、当日一発勝負への不安を抑えながら、高校時代に積み重ねてきた英語学習の成果を安心して入試に反映できるようになる。
資格・活動実績を得点に加算
もう一方の「資格・活動実績加算制度」は、学校推薦型選抜の一般推薦入試(前期・後期)と総合型選抜(AO入試など)を対象とする。部活動や生徒会活動の継続年数、取得資格などを大学が定める「資格・活動実績基準表」に基づいて点数化し、入試の得点に直接加算する仕組みで、加算の上限は30点となる。ペーパーテストだけでは測りにくい継続的な取り組みや主体性を、選考結果に反映させることが狙いだ。
大学が示す加算例では、野球部で3年間マネージャーを務め、英検準2級と日商簿記検定2級を取得したケースを想定している。この場合、部活動の3年間継続で3点、英検準2級で8点、日商簿記検定2級で15点が加算され、合計26点が入試の持ち点に上乗せされる計算となる。
2027年度入試の詳細は、名古屋商科大学公式サイトの入試情報ページで確認できる。