65歳定年制のみならず、定年制全廃も　シニア人材を重視する企業の取り組み

少子高齢化で元気なシニアが増えた今、定年年齢を引き上げたり、シニアの待遇を大幅に改善するなど、高齢者の採用を積極的に検討・実施する企業が増えている。本稿では、それらの中から特に大きな成果を上げていたり、特徴的なシステムがある企業を紹介する。

大和ハウス工業

定年を65歳まで引き上げ、「生涯現役制度」も導入

大和ハウス工業は2013年、定年年齢を60歳から65歳まで引き上げ、「65歳定年制」を導入。背景には、優秀なシニア社員を囲い込み、モチベーション高く活躍してもらいたいという同社の狙いがある。

定年延長に伴い、従来の「不安定な雇用形態（嘱託）」は…

（※全文：1496文字　画像：あり）