シニアは「お荷物」ではなく「戦力」 70歳定年法とパラダイムシフト

高年齢者雇用安定法の改正、いわゆる「70歳定年法」の実現が確実な情勢となり、企業はシニア人材の活用を本気で考える必要に迫られている。シニア人材を「お荷物」ではなく「戦力」として捉えることがその第一歩だ。

シニア人材が持つ経験やスキル、人脈は、企業の成長に繋がるはずだ(写真はイメージ)

シニア人材が持つ経験やスキル、人脈は、企業の成長に繋がるはずだ(写真はイメージ)

3月18日、企業に70歳までの就業機会確保への努力義務を課す「高年齢者雇用安定法」の改正案が衆議院本会議で賛成多数で可決された。改正案は今国会での成立が目指されており、2021年4月からの実施が予定されている。

現行法では、定年年齢を65歳未満としている企業に…

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