ベネッセ、発達特性のある小学生向けに家庭学習支援サービスを提供

株式会社ベネッセコーポレーションは5月9日、発達に特性のある小学生向けの家庭学習支援サービス「まるぐランド for HOME」を8 月から提供することを発表した。

「まるぐランド」はICTを用いて、児童の発達特性に応じた学習を可能にするサービス。児童のスキルと認知特性を測り、その結果にもとづき読み書きのトレーニングを個別最適な形で提供する。2022 年から自治体・小学校向けに提供している「まるぐランド for school」は、同年度の「日本 e-Learning大賞」を受賞している。

8 月から提供する「まるぐランド for HOME」 は、児童が学校ではなく家庭で学習に取り組めるサービス。発達特性に合わせた教材での自習と、その進度に連動したオンライン個別指導で構成される。

目で見て理解することが得意で、漢字の読みが苦手な児童にはイラストを用いたり、耳で聞いて理解することが得意で、漢字の書きが苦手な児童には覚え歌を用いたりと、1人ひとりの特性に寄り添った学びを提供する。

不得意だと自信をなくてしまいがちな読み書きのスキルを伸ばすことで、発達特性のある児童の自己肯定感を育んできたいとしている。

 

ベネッセ プレスリリースより