AIと事業をつなぐ 「ソリューションデザイナ」とは
AI時代に、求められる人材とはどのような存在か。Laboro.AIはAI技術と事業をつなぐ「ソリューションデザイナ」という独自の職種を約10年前に定義し、それに向けた人材育成を実践してきた。その人材像と育成哲学を、代表取締役CEOの椎橋徹夫氏と、執行役員CHROの入江裕紀氏に聞いた。
AI人材とは、
エンジニアだけではない
椎橋 徹夫
株式会社Laboro.AI 代表取締役CEO
米国州立テキサス大学理学部卒業(物理学・数学二重専攻)。2008年、ボストン コンサルティング グループに参画し、東京・ワシントンDCの両オフィスでデジタル・アナリティクス領域を担当。2014年、当時最年少でプリンシパルに昇進。同年、東大発AIスタートアップの創業に参画するとともに、東京大学松尾豊研究室で寄付講座ディレクターを兼任。2016年、株式会社Laboro.AIを創業し、代表取締役CEOに就任。
Laboro.AIが「ソリューションデザイナ」という独自の職種を定義したのは、約10年前にさかのぼる。ディープラーニングが台頭し「AI人材が足りない」と叫ばれた時代、そこで言う「人材」とは、もっぱらエンジニアを指していた。だが、株式会社Laboro.AIの椎橋徹夫代表取締役CEO(以下、椎橋社長)の認識は違った。
「AIのエンジニアはもちろん重要で、エンジニアのみなさんのおかげでこの10年で研究開発が大きく進展したのも事実です。ただ、より必要で、かつ実は見落とされていたのが、AIと産業・事業をつなぐ人材でした。そう考えてソリューションデザイナという職種を設けたのです」
エンジニアでもコンサルタントでもなく、顧客のビジネス課題とAI技術の両方を理解し、何を作るかを構想・設計する役割。それが椎橋社長の考えるソリューションデザイナだ。
(※全文:2326文字 画像:あり)
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