創業113年の印刷会社がたどり着いた 「言語化」と「構造化」
人を動かす鍵は「言語化」と「構造化」にある。大正2年創業、従業員137名(パート含む)の能登印刷を率いる能登健太朗社長は、30年の試行錯誤の末にその確信に至った。理念を言葉にし、言葉を仕組みに落とす。金沢の印刷業の老舗が実践する、組織づくりの原理を聞いた。
理念もサービスの価値も、
言葉にしないと伝わらない
能登 健太朗
能登印刷株式会社 代表取締役
2011年9月に代表取締役社長に就任。1913年創業の能登印刷を率い、「情報価値プロデュース企業」として変革を進めている。
「市場に対してどう価値を作っていくか。そのためにイノベーションを起こしていく。それだけだと思います」。能登社長が語る経営の原則はシンプルだ。先代が印刷業に編集機能を持ち込み出版事業を興したように、能登社長はWebやデジタルへ領域を広げ、「情報価値プロデュース企業」へと再定義した。だが、この原則を組織が共有できる「言葉」にするのに、30年を要した。
「言葉にすると、想いの全体像が矮小化されてしまう」。毎年表現を変え、…
(※全文:1180文字 画像:あり)
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