社会構想大、「社会教育士養成講座」を開講

社会構想大学院大学は4月18日、「社会教育士養成講座(社会教育主事講習)」を開講した。

文部科学省の委嘱によるもので、修了すると、「社会教育士」を称することができ、同時に、社会教育主事となりうる資格を付与される。

社会教育士は、2020年に始まった文部科学省の新たな資格制度。教育には学校の教育課程で実施される「学校教育」と、それ以外の場面で実施される「社会教育」があるが、後者の担い手のうち、文部科学大臣が認定した専門家が社会教育士。

社会教育の専門知識やスキルをより広く社会に普及する役割を担い、その意味で、教育を通じて地域やコミュニティの活性化を支援する専門職といえる。

同講座では、「生涯学習概論」(2単位)、「生涯学習支援論」(2単位)、「社会教育経営論」(2単位)、「社会教育演習」(2単位)の4科目(計8単位)の講習を実施。生涯学習・社会教育の知識と技能を確実に身につけることができる。