ICUと東京⼥⼦⼤、包括協定を締結

国際基督教⼤学(ICU)と東京⼥⼦⼤学は4⽉26⽇、包括協定を締結した。

両大学とも、キリスト教精神に則ったリベラルアーツ教育を実践。この共通点にもとづき、有為な⼈材の育成や教育の充実に向けて、互いの教育研究の資源を活⽤する。

ICU は 1953 年の建学以来、⽇英バイリンガルのリベラルアーツ教育を実践。2008 年からはメジャー制を導⼊し、⽂理を超えた広い視野と専⾨性の両方を養う学びを促進している。近年は中期計画にもとづき、リベラルアーツの社会実装に向けて、数理・情報・データサイエンスを含めた⼀般教育のさらなる充実や国際連携の強化に取り組んでいる。

一方、東京⼥⼦⼤学は、中期計画に掲げる教学改⾰の⼀環として、現代教養学部において 今年度に全学共通カリキュラムの改編、来年度に 6 学科制への学科再編を予定している。分野横断型授業、AI・データサイエンス教育、産学連携授業や海外研修に⼒を⼊れ、リベラルアーツ教育を進化させていく構えだ。

変化の速い時代に適した学びの形であるリベラルアーツの教育研究のリソースを互いに提供し、学⽣間の交流も促すことで、広い視野と⾼い視座を持つ人材を育成していきたいとしている。

 

締結式の様子。左から、岩切正⼀郎・ICU学⻑、森本あんり・東京⼥⼦⼤学学⻑。ICUプレスリリースより