外務省 タレントマネジメントシステム「カオナビ」を導入
政府全体でデジタル化が進んでいる中で、外務省でもDXや外交体制の強化の取り組みが加速している。その一環として、在外公館の運営状況等の調査のデジタル化を進めており、タレントマネジメントシステム「カオナビ」の導入・運用を開始した。
株式会社カオナビと合同会社デロイト トーマツが共同開発したシステム基盤により、これまで担当者が手作業で集計していた一連の業務を自動化する。今回の導入では、デロイト トーマツとともに安定稼働に向けた計画的な導入支援を実施し、11月から本格稼働を開始した。
「カオナビ」は、個の力を最大化し組織を強くするタレントマネジメントシステムだ。蓄積された従業員一人ひとりの経験、評価、スキル、希望などのデータをAIと掛け合わせ、人材育成・配置などの戦略人事を加速させる。さらに、労務・勤怠管理の機能も備え、戦略的な意思決定から日々の業務効率化まで一貫して支援するという。
株式会社カオナビでは、官公庁・自治体向けプランも提供している。今後も官公庁や自治体のタレントマネジメント推進に向けて、積極的に貢献していくとしている。