VUCA時代に適応し生き抜くためのミネルバ式リーダーシップ開発

変化の時代においてリーダーに求められるのは「適応力」だ。米国ミネルバ社が開発したリーダーシップ開発プログラム「Managing Complexity」は、18の思考習慣を10週間で習得し、変化に適応できるリーダーを育成する。その特徴について、ミネルバ認定講師の黒川公晴氏に聞いた。

ミネルバ社が提唱する
適応型リーダーシップとは?

黒川 公晴

黒川 公晴

株式会社Learner’s Learner CEO
合同会社こっから代表社員、一般社団法人Brain Active with代表理事、米国ミネルバ認定講師。ペンシルバニア大学組織開発学修士。2006年外務省入省。2009年米国で組織開発修士を取得後、外交官としてワシントンDC、イスラエル/パレスチナに駐在。2013年に帰国後、米軍基地返還交渉、条約締結等に携わる傍ら、首相・外相の英語通訳を務める。2018年独立。ファシリテーター・コーチとして国内外企業の人材開発、組織開発、事業開発を支援。2021年から米国ミネルバ社と事業提携し、リーダーシップ開発事業を開始。2024年11月に著書『ミネルバ式最先端リーダーシップ』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)を上 梓した。

米国サンフランシスコに本部を置くミネルバ大学は、2014年開校の総合大学で、最先端の教育で注目を集めている。全授業オンライン、少人数制、アクティブラーニング、世界7主要都市をめぐるインターンシップなど、ユニークかつ実践的なカリキュラムを実施。世界屈指の入学難関校であり、WURI(World's Univer sities with Real Impact)による「世界の革新的な大学ランキング」では3年連続で1位を獲得した。

ミネルバ大学を設立したMinerva Project社は、企業向けリーダーシップ開発プログラム「Managing Complexity」を開発。「ミネルバ式」の実践的な学習の場を提供している。Learner’s LearnerのCEOを務める黒川公晴氏は、2021年に同社と事業提携し、日本企業向けにリーダーシップ開発プログラム「Managing Complexity」を展開している。自身もミネルバ認定講師として指導にあたってきた。

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