『ICT支援員という仕事』教育の情報化を支えるプロとしての心得
GIGAスクール構想によって、ICT支援員が、今では7000人以上に増えました。デジタルが日常になった学校で、先生と子供たちがICTの恩恵を十分に受けるために私たちがいます。
ICT支援員になったきっかけと
書籍執筆に至るまで

五十嵐 晶子
合同会社かんがえる 代表
神奈川県横浜市生まれ。2000年ごろから教育分野のICT支援に関わる。教員向けICT研修講師からICT支援員、ICT支援員管理を経て、2020年合同会社かんがえるを設立。社名の由来はかんがえることが大好きでかえるが好きだから。
目標はICT支援員さんのネットワークを広げて、全国のICT活用に関する情報を全国規模で循環させること。それによって、どんな地域に住んでいても子供たちが楽しくICTの恩恵を受けられる一助になるような支援に繋げたい。
ICT支援員という職業はまだ広く知られていませんが、私はこの仕事が「ICT支援員」と呼ばれる以前の2000年頃から学校でコンピュータやネットワークのサポートを行い、先生に使い方を教える活動をしてきました。もともと高校時代からプログラミングが趣味で、新卒では大手メーカーでSEとして働きましたが、その後フリーのイラストレーターとなり、家族の状況に合わせて在宅でPCを活用する仕事に戻りました。この経験がICTの世界への道を開き、子育てをしながら学校で働くようになりました。
(※全文:2485文字 画像:あり)
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