『先生が複業について知りたくなったら読む本』先生を、もっと面白く

本書は、学校教育業界で初めての「教員のための複業の手引き」です。複業には、どんな良いことがあるのか、制度や現状等、複業についての情報を1冊に詰め込みました。

教師という仕事は素晴らしい。
だけど枯渇していく感覚―。

前田 央昭

前田 央昭

特定非営利活動法人 越境先生(設立認証作業中) 代表理事、Classi 人事企画/イベントPJ担当
  工業高校卒業後、吉本新喜劇に入団。芸能活動と並行し大阪教育大学を卒業。神戸市立中学校理科教諭を8年務めた後、小学校非常勤講師×教育系の複業に従事。2023年SchoolTech企業であるClassi株式会社に入社、並行してNPO法人越境先生(認証作業中)を設立し代表理事として教員の複業の研究・啓蒙を行っている。

『先生が複業について知りたくなったら読む本』 『先生が複業について
知りたくなったら読む本』
  前田 央昭 著
192頁/2200円+税
2024年8月刊
学事出版

大学時代に吉本新喜劇の座員と教育大生という二足の草鞋を履いて活動していました。芸能の道は断念し、大学卒業後、神戸市で中学校理科教諭として採用されます。主だった校務分掌を様々に経験させてもらいました。中でも生徒会劇は思い出に残っています。生徒たちが私の吉本新喜劇での経歴を知って、例年通りの劇ではなく、コメディでお客さんを楽しませたいと申し出てきたのです。完成した舞台は生徒手作りの劇であるにもかかわらず、見たこともないほど会場を震わせ、アンケートでも3年生の学年合唱と並ぶ程の人気を博しました。「見る人を楽しませる」ということを主眼に置き、身近にいた元プロ(もちろん端くれにすぎませんでしたが)に監修を依頼して、学校中を巻き込んだプロジェクトとして進めてくれたことで、大成功を収めたのだと思います。

(※全文:2555文字 画像:あり)

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