東京理科大、2026年春に新学部「創域情報学部」を開設

東京理科大学は4月18日、新学部「創域情報学部」と新学科「科学コミュニケーション学科」を2026年4月に開設する予定であることを発表した。同大では、学部の新設は1993年の経営学部以来、33年ぶりとなる。

野田キャンパスに開設予定の「創域情報学部」では、最先端の情報科学技術人材の育成を目指す。「創域」という語には、新しい領域を創造し、新たな価値を創出するという理念が込められている。

「情報理工学科」の1学科を置き、コンピューティングを扱う「コンピュータ科学コース」と「知能メディアコース」、データ分析・運用を扱う「データ科学コース」と「社会システムコース」の4コースを設置する。入学定員は360名。

一方、神楽坂キャンパスの理学部第一部内に開設予定の「科学コミュニケーション学科」では、高度な科学技術を広く一般に伝える人材の育成を目指す。前身の「東京物理学講習所」以来の教員養成の伝統を生かし、中等教育における教員など、科学の普及・教育・発信を担う人材を育てる。入学定員は80名。

まだ構想段階のため、内容は変更となる可能性がある。