教員の約3人に2人が「『CBT』を実施したい」と回答 スプリックス調べ

株式会社スプリックスが運営する基礎学力研究所は3月9日、1人1台端末の活用に対する教員の意識を把握すべく、同社が運営するフォレスタネットを通して教員1,470名を対象に意識調査を実施し、その結果を公表した。

同調査結果によると、教員の約3人に2人が1人1台端末を活用し、「CBT(Computer Based Testing)を実施したい」と回答。また「CBT」への期待としては「採点業務の削減」が最も多く、校務軽減を実現する新たなシステムとして注目されていることが判明し、今後学校現場において「CBT」が浸透していくことが示唆された、としている。

また、授業内での1人1台端末の使用頻度に関しては、40.0%の教員が「毎日使用している」と回答。一方で、「週1日」、「ほぼ使っていない」、「全く使っていない」との回答は約30%に上り、GIGAスクール構想での1人1台端末活用の推進から約1年経った現在において、端末の活用頻度に学校やクラス間で格差が生まれていることが示唆されている。

22.3.10news3

画像はプレスリリース資料から。