AI技術の進歩は専門職の働き方をどう変えるか?
生成AIの登場により、自動化の波はいまや専門職にも及びつつある。専門職の働き方は今後、どう変化していくのか?OECDの調査プロジェクトのメンバーも務める、この分野の第一人者が解説。
単純労働だけでなく
専門職にも及ぶ自動化の波

藤本 昌代
同志社大学 社会学部 教授
同志社大学文学研究科博士後期課程社会学専攻修了。博士(社会学)。専門は、専門職の社会学、労働社会学など。マシンコントロールシステム設計、第2世代AI開発を経て、大学院で社会学を学ぶ。(独)経済産業研究所フェロー、スタンフォード大学客員研究員、フランス国立社会科学高等研究院客員研究員、フランス国立労働経済学・労働社会学研究所客員研究員などを経験。2021年度からOECD関連のGPAI・FoW日本チームとしてAI利用組織調査に従事。
現代日本は少子高齢化による労働力不足が深刻であり、解決策として産業技術に大きな期待が寄せられている。その中で近年、社会実装が急激に進むAIを用いた自動化システムを導入する組織が増えている。
(※全文:2850文字 画像:あり)
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