地域の高校生の留学を支援する「トビタテ!留学JAPAN」の「拠点形成支援事業」に福島県と高知県が採択

独立行政法人日本学生支援機構は9月12日、「トビタテ!留学JAPAN」第2ステージの一環として実施している「拠点形成支援事業」の2024年度採択地域を発表した。

「拠点形成支援事業」は、地域の将来を牽引し得るイノベーティブなグローバル人材の育成に向け、地域の高校生の海外留学を、産学官の共創を通じて支援し、そのモデル拠点を各地に形成するというもの。

全国の地域から、「マイ探究コース」「社会探究コース」「スポーツ・芸術探究コース」「地域探究コース」の4つのコースからなる留学プログラムを募集。採択されたプログラムは年間最大50名、地域内で選抜された高校生を海外に送り出す。その費用の半分を日本学生支援機構が支援する。

昨年度に始まり、すでに石川県、静岡県、滋賀県の3県が採択され、留学生を世界に送り出している。

今回採択されたのは、福島県(「ふくしまの未来を担うグローバル人材育成事業」)と高知県(「こうち未来創造グローバル人材育成事業――高校生の留学支援」)の2地域。

2地域では、来年の1月から4月にかけて希望者の募集が行われ、7月から留学がスタートする見込み。

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