青山BSとEY Japan、寄附講座「人的資本マネジメント」を開講

青山学院大学大学院国際マネジメント研究科(キャンパス:東京都渋谷区、研究科長:中里 宗敬、通称:青山ビジネススクール)は、EY Japan(東京都千代田区)と連携し、同社による寄附(講師提供)により、2022年度MBAプログラムの科目に「人的資本マネジメント」を新規開講することを発表した。

財務パフォーマンスの優劣のみならず、人材やブランド、社会への影響力といった非財務的価値が企業経営や市場価値を大きく左右される時代であるといわれる現在、「人的資本」は持続可能な企業成長の源泉として、株式市場やESG指標としても特に注目を集めている。

また、人的資本は新しい資本主義実現会議の中で重点施策となり、日本政府も積極的な情報開示と人事データの活用を推進している。

こうした状況をふまえ、青山ビジネススクールとEY Japanによる講座は2022年度後期(2022年9月~2023年1月)、全15回にわたり講義が実施される。

同講座では、EYアジアパシフィック ピープル・アドバイザリー・サービス日本地域代表の鵜澤慎一郎氏を中心に、多様な組織・人材領域の社内専門家がオムニバス形式で講義を担当。

人的資本情報開示動向、役員報酬やコーポレートガバナンス、ダイバーシティ、エクイティ&インクルーシブネス(DE&I)、デジタルタレントの育成、HRテクロノジーなど多岐にわたる最新の組織・人材のテーマを取り上げる。

現時点での授業計画では、人的資本を取り巻く最新のトピックのほか、グループワークやグループ発表なども予定されており、経営を将来/現在担う人材にとって必須の組織・人事領域に関する体系的な概論理解、および現代に求められる重点組織・人事領域に対する実践的な事例や方法論の把握を通じて、組織・人事コンサルタントまたは事業会社の管理職レベルに求められる組織・人事に関する課題解決スキルを習得することが目指されている。

22.9.21news3

Aoyama Business Schoolのプレスリリースより