徳島県教育長 個性と国際性に富んだ「世界に挑める人財」を育成
「個性と国際性に富み、夢と志あふれる『人財』の育成」を目指して、様々な教育施策を推進する徳島県。グローバル人財の育成や教育DX、学校における働き方、不登校児童生徒への支援など、徳島県の教育行政の取組について、県教育長の中川斉史氏に話を聞いた。
地域の魅力に気づくことが
地方創生につながる

中川 斉史
徳島県教育委員会 教育長
1965年、徳島県生まれ。1988年、高知大学教育学部を卒業。2005 年、鳴門教育大学大学院を修了。徳島県の公立小学校の教諭として30余年勤務し、教育ネットワークセンター、教育研究所研究員、主幹教諭、教頭、副校長、校長を務める。また、教育情報化コーディネータ1級を取得し、文部科学省の学校DX戦略アドバイザー、総務省の地域情報化アドバイザーなども務める。2024年4月、徳島県教育委員会教育長に就任。
──徳島県では、教育行政の方向性をどのように描かれていますか。
本県は2023~2026年度を推進期間とする徳島教育大綱・徳島県教育振興計画(第4期)において、「個性と国際性に富み、夢と志あふれる『人財』の育成」を基本方針に掲げています。人口減少が進展している中で、これからも徳島県が発展していくためには、本県にしかない個性や魅力を磨き、国内外の人々から「選ばれる徳島」にならなければなりません。こうした観点から、個性や国際性に富んだ「世界に挑める人財」を育成する学びの充実に取り組んでいます。
徳島教育大綱・徳島県教育振興計画(第4期)では、…
(※全文:3827 文字 画像:あり)
全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。
※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。